DEVELOPER|X-BALANCE

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DEVELOPER COMMENT

人のあらゆる動きに
柔軟に対応できるのではないか
と考えました。

特許技術によって繊細に編み込まれた編成樹脂網状構造体(E-CORE)をさらに格子状に重ねることで固さを分散させて配置するというマットレスに初めて出会った時、私は呼吸のようなわずかな動きからダイナミックな寝返りに至るまで人のあらゆる動きに柔軟に対応できるのではないかと考えました。
何度も硬さの調節を行いながら、そして3次元形状のクッションを作った時と同じように、体の不調の原因となる無意識に体に力が入る要素を取り除くために必要な、重い骨を支えて筋肉の負担を減らし、なめらかで機能的な動きを導くということを、眠っていて、完全に無意識で、筋肉が弛緩した状態でも可能にする平面。
それは3次元形状で表現していた私のデザインを、素材と構造とその固さによって表現するという全く新しい挑戦でした。

作業療法士/シーティングデザイナー

野村寿子

作業療法士歴35年。年間300件を超えるオーダー椅子を製作、1万人以上の姿勢に関する相談や、様々な姿勢に関する悩みを解決。8年間で累計30万台販売のp!ntoシリーズをデザイン。BSフジ「一滴の向こう側」にて「人生を変える魔法の椅子」として3回シリーズで紹介される。